ダイヤモンドは永遠の証
結婚指輪にダイヤモンドが使われるのは、永遠を象徴しているからです。ダイヤモンドは地球上最も硬い鉱物として知られ、どんな障害もはねのけるパワーがあります。エタニティは、ダイヤモンドが途切れなく並んでいる指輪のことです。
ただ問題は、シルエットがよく似ている点にあります。ダイヤモンドが連なっている指輪ばかりで、具体的に何がどう変わるのか判別つきません。でもエタニティにも色々種類があるのは、まごうことなき事実です。
ダイヤの留め方で表情が変わる結婚指輪
注目したいのは、ダイヤの留め方です。接着剤を使ってダイヤを指輪に留めているのではなく、アームに工夫を施してダイヤを留めています。主な留め方としては、彫り留め・爪留め・レール留めの3種類。
手掛けた職人の技術が光るのは、彫り留めでしょう。アーム部分に「たがね」という専用の道具を使って、掘り起こします。すると爪ができるので、爪を使ってダイヤモンドを留めるやり方。オーソドックスな留め方ではありますが、手掛けるのは相当に難しいのです。
ダイヤモンドのカットに注目
次に見ておきたいのが、ダイヤモンドそのもの。ダイヤモンドの素晴らしい輝きは、職人によるカットの技術にかかっています。
「ダイヤモンド」ときいて真っ先に思い浮かぶ形が、ラウンドブリリアントカットでしょう。光を効率よくダイヤモンドに集めるために生み出された、技術のこと。カットのレベルが高ければ高いほど、ダイヤモンドは光り輝きます。他にもプリンセスカットや、エメラルカットも。カットのやり方が変わるだけでも、雰囲気はかなり違います。
アーム部分に使われている素材
そして最後にチェックしたいのは、アームに使われている素材です。結婚指輪なら、プラチナが多く使われています。プラチナとダイヤモンドの相性は抜群で、エタニティとしても申し分ありません。統一感もありますので、ビジネスの場で使っても問題はないでしょう。
最近は、アームがゴールドのエタニティ人気です。透明色のダイヤモンドとゴールドのコラボレーションが映えて、個性光る結婚指輪となるでしょう。