プラチナの白いゴールド

プラチナでできた手作りの指輪とゴールドでできた手作りの指輪は、全く別物です。
「当たり前」という声もあるでしょうが、実は意外と知られていません。
世間一般的に知られているゴールドとは、黄色いゴールドを指します。
そしてゴールドの中には白い色をしたものもあり、見た目はプラチナにそっくりです。
ではプラチナの白いゴールドの違いは何か、比較してみました。

白いゴールドで手作りされた指輪は、プラチナが使われた手作りの指輪と比較すると見た目にほとんど大差がありません。
2つの指輪を並べて「どちらがゴールドでしょうか?」との問題に正解できる人は、ほとんどいないでしょう。
でも白いゴールドの指輪の輝きはプラチナと比較すると、ゴージャスな雰囲気があります。
色が白くても、ゴールドはゴールドです。
持っている輝きにより、身につけた人の魅力を何倍にも引き出してくれます。
ゴールドの”白い”輝きは、一度ハマると病みつきになります。

ただ見た目がほとんど同じでも、白いゴールドとプラチナは根本的に違います。
白いゴールドはゴールドに白い塗料を塗ったものではなく、金属の配合で生み出されたものです。
白いゴールドだけでなく他の種類のゴールドも、他の金属と混ぜ合わせて作られています。
他の金属と混ぜ合わせる理由は、ゴールドだけでは加工が難しいからです。
手作りの指輪を承っている工房は沢山ありますが、純度100%のゴールドを承っている所となると数は多くありません。
ゴールドを取り扱っている工房の多くは、他の金属と混ぜ合わせたものを使用しています。
一方プラチナは、ほとんど加工されていません。
プラチナ本来の輝きを堪能することができます。
またゴールドと比較すると加工しやすく、手作りの指輪に使われる材料として人気が高くなっています。

プラチナはプラチナの、白いゴールドには白いゴールドの魅力があります。
どちらの素材を使って指輪を手作りすることになっても、それぞれの素材の魅力を楽しんで下さい。