着け心地を左右する厚み
結婚指輪を選ぶ際に、最も重視して頂きたいのは着け心地です。毎日のように指輪をはめるので、着け心地だけは絶対に避けては通れません。指輪を着け慣れているのならばまだしも、着け慣れていない人にとっては死活問題と言えるでしょう。
正直、結婚指輪の着け心地がどうかは、試着してみないと分かりません。答えになっていませんが、何とも言えないのです。でも着け心地の手がかりになりそうなのが、指輪の「厚み」です。指輪の厚みに注目して選べば、良い指輪が見つかるかもしれません。
激安結婚指輪の厚みは1.0mm
結論から申し上げると、結婚指輪の厚みはブランドによりけりです。特に法律やジュエリーを取り仕切る協会でも、決められていないのです。
ただブランドによって、厚みに法則があるのは事実。例えば激安結婚指輪の場合、厚みは1.0mmあるかないかです。1.0mmの厚みとなると、指輪を着け慣れていない人にとっては身に着けやすいかと存じます。指に違和感がないので、作業や仕事の邪魔にもなりません。問題は耐久性。何かの拍子で形が歪むこともあれば、指輪そのものが割れる恐れも…。指輪を選ぶ時は、薄くても厚みが1.5mm以上のものにしましょう。
結婚指輪は厚みがあればあるほど良いの?
ただ「指輪は厚みがあればあるほど良い指輪」とも、言い切れません。厚みが2mm以上あれば、耐久性に関しては万全です。3mmとなると、護身用の武器として使えるでしょう。ただ指への圧迫感が出てくるので、着け心地は悪いです。指輪の厚みとして最適なのは、1.5mm〜2.0mm未満あたりが良いところです。プラチナ素材の指輪でも一般的なものは1.5mm〜2.0mmほどです。
ただし、デザインが凝った指輪であれば話は変わります。例えば指輪そのものに細やかな彫刻が施されているものであれば、2.0mmの厚みは欲しいところ。彫刻が入る分、耐久性に難が出てきてしまいます。また皮膚に触れる部分が限られるので、窮屈な感じはしないはずです。
試着して確かめて下さい
繰り返しになりますが、指輪の着け心地は試着しないと分かりません。
厚みのある指輪は「着け心地が悪い」と示しましたが、人によっては「最高の着け心地」になることもあるのです。