プラチナの指輪を取り扱う上での注意点

プラチナでできた手作りの指輪は、大切に使えば孫の代まで使えます。
しかし孫の代にまで使えるのは、あくまでも“大切に使えば”の話です。
では手作りの指輪を取り扱うにはどうすればいいのか、注意点について取り上げます。

1つ目の注意点は、取り扱いには十分に注意することです。
当たり前と言われるとそれまでですが、当たり前のことだからこそ肝に銘じておくべきです。
プラチナは非常に固い素材で、滅多に壊れることはありません。
しかし例えどんなに固い素材でできていても、形があるものに変わりはないのです。
形あるものは必ず何処かで傷をつけ、壊れてしまいます。
例えばアウトドアでキャンプやスポーツを行う際に、プラチナの指輪を付けたままにすると、表面に傷がついてしまいます。
指に負担がかかる行動を行う際には、なるべく指輪は外すようにして下さい。
工房やブランドによっては保証してくれる所もありますが、何もかも全て保証してくれるとは限らないのです。

2つ目の注意点は、メンテナンスの方法についてです。
手作りで仕上げた指輪は時間の空いている時で良いので、メンテナンスを施して上げて下さい。
どんなに素晴らしい手作りの指輪でも、使い続けると汚れがついてしまいます。
汚れをそのまま放置してしまうと、指輪の状態が悪くなってしまいます。
普段のメンテナンスならば、柔らかい布で丁寧に拭き取るだけで十分です。
インターネットで調べてみると中性洗剤を使ったメンテナンス方法が紹介されていますが、そこまでする必要はありません。
ただあまりにも汚れが酷い場合は、指輪を手作りした工房かブランドショップまでお越し下さい。
指輪のプロフェッショナルがクリーニングを施してくれるので、頑固な汚れも綺麗に落ちます。

プラチナで手作りされた指輪の取り扱いについて注意点を2つあげましたが、ピリピリする必要はありません。
プラチナの指輪をはめたまま鉄の塊ををグーで殴らない限りは、何十年も使うことができます。