結婚指輪の付け心地を左右する幅と厚み
結婚指輪の定番貴金属といえばプラチナです。プラチナは美しく、変質しにくく、なおかつ希少価値もあるので結婚指輪にふさわしい金属です。そしてプラチナをたくさん使うほど結婚指輪は高価になります。プラチナを多く使うには幅広にするか厚みを持たせるかになります。結婚指輪の幅も厚みも付け心地に大きく影響します。毎日何年間も使う結婚指輪は付け心地がいいことも大切なことです。特に男性はファッションリングをつける習慣のない人が多いので結婚指輪の付け心地が良くないと、結果的には付けないことにもなりかねません。
厚みのある指輪の特徴
丈夫なところが大きな特徴です。プラチナやゴールドは変質しにくいのが長所です。しかし、変質しにくいのは丈夫だということとは別です。プラチナやゴールドが宝飾品に多く使われる理由はいつまでも輝きを失わず、加工(細工)しやすいからです。加工、細工しやすい、イコール柔らかいということです。厚みのない指輪は華奢な美しさがありますが、変形しやすい欠点もあります。厚みのある結婚指輪は変形しにくいのが特徴です。厚みを出すために材料のプラチナやゴールドを多く使います。お値段も高くなります。
厚みのある指輪の付け心地
厚みのある指輪は指輪をつけている指の隣の指を圧迫します。そのため指の周りに異物感があって神経質な人にとっては不快なものです。またテーブルやドアノブなどへの当たりもあります。指が太っている人は異物感や当たりの感じが和らぎます。指が細い人は衝撃を吸収するものがないので気にする人が多くなります。指が細くても節が太い人は指の節が異物感や当たりをカバーしてくれます。
どうしても厚みのある指輪が嫌な時
プラチナやゴールドは結婚指輪として美しさ、豪華さ等の条件が整った素材です。しかし、衝撃にあまり強くないためある程度の厚みが必要になります。どうしても、厚みのある指輪が嫌な場合には素材を変えてみる方法もあります。チタンやイリジウム、ステンレスは価格が安い割には見た目が豪華です。硬度もあるのであまり厚みがなくても変形しにくい素材です。