結婚指輪の価格が違う理由
同じ素材で同じデザインの結婚指輪なのに、どうして何万円もお店によって価格が異なるのか疑問に感じる方もいることでしょう。
その疑問については、結婚指輪の価格がどのように決まるのかを知ることで解決できるのです。
結婚指輪の価格は、大きく原材料・間接費・利益の3つで構成されています。
原材料費は基本的にどのお店で購入しても変わりませんが、金やプラチナには相場があって常に価格が変動しているため、仕入れるタイミングで価値に若干の差があるのです。
実は原材料費の差が大きく生じる要因としては、プラチナや金の配合量が多いかどうかで、配合量が高いと素材としての価値が高くなります。
間接費は、お店で働くスタッフの給料やテナントの家賃、広告費などで、お店により価格に大きな差がでる要素の1つです。
家賃が高い店舗でスタッフを多く雇用して、CMや雑誌などの広告費をかけているようなお店の指輪はどうしても高くなってしまいます。
デザイン料・利益・ブランドロイヤリティも価格に大きく影響することで、ブランドが持つ価値が高くてデザインなどが特殊なら、どうしても価格は高くなってしまうのです。
このように、結婚指輪の価格の差は間接費や利益で生じてくるものと言えます。
しかしブランドやデザインの価値は下がってしまう可能性があって、基本的に変わらない価値は素材そのものの価値です。
ですから、同じ素材のプラチナの指輪を比較した時に、グラム数が同じなら購入価格が安い方が、資産価値から考えるとお得になると考えられます。
結婚指輪の相場は?
一般的な結婚指輪の相場は、1本10万円程度と言われていますし、シンプルなデザインのプラチナの結婚指輪でも、一般的なジュエリーショップで8万円からというものが多いのです。
その為、ペアで購入するとなれば約20万円程度が平均的な相場になって、決して安い買い物ではありません。
そこで、高品質の結婚指輪をリーズナブルにと考えるのなら手作り指輪がおすすめで、お店や工房にもよりますがプラチナなら3万円程度から作れるので安いです。